この記事ではオータムステージ11月第1戦準優勝者、稲毛健太選手をPickUPします!
稲毛健太選手(97期S1)は立川競輪場で行われた2019年KEIRINグランプリ内で行われる寺内大吉記念杯競輪(10R:S級決勝)の優勝者であり、「チームスプリント」や「1㎞TT」などの世界戦でも優勝経験があります。
今回のPIST6での大会は惜しくも優勝を逃す結果となりましたが、ベテランの走りを惜しみなく披露し内容は申し分なし
競輪界を引率してきた稲毛選手を、競輪の歴史とともに深堀っていきます
2021年10月に始まったPIST6も、続々と実力者が参入しいよいよ本格始動してきましたね
PIST6のこれからの展望への期待に胸が膨らみます(๑˃̵ᴗ˂̵)و
こんにちは、こんばんは、おもちですΩΩΩ(・∀・*)
「PIST6」や「競輪」に関する熱い情報、レース予想をブログやXで発信しています。
今回は選手紹介。
やはり熱い内容となってしまいました…。
自転車界は「人」が熱い🔥
様々な選手のインタビューなどが語るコメントからはいつも、謙虚で熱い自転車愛を感じます😭
感動を生む自転車界をもっともっと応援していきましょう👏
稲毛 健太選手の熱いBackStory
1. プロフィール
稲毛健太選手(35歳)
和歌山出身の97期生:S級1班
ホームバンク:和歌山競輪場
2010年1月デビュー【和歌山競輪】
日本競輪選手会和歌山支部:支部長
2. 過去の主な成績【PIST6・競輪】
《競技》
トラックレース全日本選手権2012
- 【優勝】1㎞TT
- 【優勝】チームスプリント(+河端朋之+坂本貴史)
トラックワールドカップ第1戦カリ大会
- 【2位】チームスプリント(+河端朋之+坂本貴史)
アジア選手権2013インド・ニューデリー大会
- 【2位】1㎞タイムトライアル
- 【3位】チームスプリント(+河端朋之+坂本貴史)
《競輪》
- 【特選5位】10月/大阪・関西万博協賛(GⅢ)
- 【特選3位】9月/みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GⅢ)
- 【特秀】7月/能登支援・万博協賛 不死鳥杯(GⅢ)
- 【優勝】寺内大吉記念杯競輪(S級決勝)
《PIST6》
- 【2位】2024AUTUMN STAGE 11月第1戦
- 【4位】2024SUMMER STAGE 9月第2戦
- 【3位】2024フォースクォーターラウンド40
- 【優勝】2024フォースクォーターラウンド36
3.選手のBackStory
競輪との出会い
稲毛選手は中学生時代、陸上競技に打ち込んでいました。
高校はスポーツの名門校である和歌山県立和歌山北高等学校に進学しています。
和歌山北高校は陸上部、レスリング部、自転車競技部の部員を全国募集するほどスポーツに力を入れており、県内でも屈指の強豪部を持ちます。
他にはない設備が整った環境で、陸上競技選手として円盤投に取り組んでいました。
稲毛選手は高校時代、自転車競技部には所属していなかったんです
一方で、自転車競技部にも力を入れている和歌山北高校。
週の半分以上は和歌山競輪場を利用でき、オリンピック選手や数々の競輪選手を育てた先生の指導を受けることができます。
生徒たちにとって、これ以上ない恵まれた環境でした。
部員たちも厳しい練習を潜り抜けてきたことが想像できます🔥
稲毛選手は陸上部の所属でしたが、自転車競技部の顧問から勧誘されていたそうです。
そういった縁もあり、試しにトレーニングマシンで計測したところ、自転車競技部の部員よりも筋力や持久力が高いことが判明。
このことがきっかけとなり、高校卒業後に競輪選手を目指すことを決めたそうです。
やはりポテンシャルの高い選手だということがわかります
その後競輪学校の受験には一度で合格し、在校成績は28位という記録を残し卒業することになります。
競輪学校卒業から現在への軌跡
デビューはホームの和歌山競輪場。
2010年、当時20歳で競輪選手となった稲毛選手は、デビュー戦で白星を飾りました。
その後2日間も優勝し9試合連続優勝「完全優勝」を成し遂げ、早々にレベルの高さを示します。
勢いをつけた翌年、2011年にはトラックレース全日本選手権の「1㎞タイムトライアル」で2位を獲得。
好成績を残しましたが、翌年2012年にリベンジを果たし、優勝を飾ります
さらに「チームスプリント」では河端朋之選手、坂本貴史選手とチームを組み、見事優勝。
同年、トラックワールドカップでは世界を相手に「チームスプリント」で2位を獲得しました
河端朋之選手、坂本貴史選手は現行競輪でもS1の超一流選手たち。
河端選手はPIST6界隈でも超有名人ですよね!!
稲毛選手はその後も数々の成績を残し、日本の競輪界を引率する存在になりました。
2019年にはKEIRINグランプリ内で行われるS級決勝、寺内大吉記念杯競輪で堂々の優勝
2022年6月に日本競輪選手会和歌山支部の支部長に就任し、和歌山の”顔”として公務と競走を両立させています。
2023年に入り、お待ちかねのPIST6にも参戦🙌
その後、2024年2月に行われたフォースクォーターラウンド36で見事優勝を果たしています👏
4. PIST6表彰インタビュー
稲毛選手は2024年オータムステージ11月第1戦、準優勝。
大人の雰囲気を漂わせながら、受け答えをする姿が印象的でした。
途中、少し悔しそうな表情を浮かべながらも、「次も頑張ります」とコメント。
走るたびにレベルがあがってくる若手選手に対して、内心エールを送りながらも、自らも負けない気持ちを表しているようにも見えました。
PIST6、現行競輪ともに今後の期待度はMAXです🔥
まとめ
稲毛選手は自転車界を引率する素晴らしい選手です
競輪場で行う「競輪」と自転車競技場で行う「競技」のどちらでも記録を保持。
「日本」だけではなく「世界」と戦う実力を備え。
和歌山の顔として自転車業界を引率する「運営」でありながら現役の「選手」です。
そして弟である稲毛知也(123期)、吉川美穂(120期)の「師匠」としての顔も持つほど。
稲毛選手の自転車愛はすさまじく、もはや自転車からも愛されているといっても過言ではありません。
これほどにも自転車業界を引率する存在は僅少です。
自転車界の歴史を作り上げてきた稲毛選手。
私たちは自転車に熱くなっています🔥
ありがとうございますこれからも頑張ってください(๑˃̵ᴗ˂̵)و
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